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今年も花粉の季節が来る
以前の花粉症の記事を見ておさらいしていて、新しく良いサイトを見つけたのでメモしておきます。
いとう耳鼻咽喉科さんのページより抜粋
(〜といわれている、の部分の多くは省略しています)
花粉症に効くサプリメントについて 2015年1月29日
①花粉症に効くサプリメントにはどのようなものがある?
・免疫機能を正常化するサプリメント
・ヒスタミン、ロイコトリエンの働きを和らげるサプリメント
・鼻や目の粘膜部分を強化して花粉に対する防御機能を高めるサプリメント
1.アレルギー症状が出る時には、同時に体内で活性酸素が過剰発生する
→過剰な活性酸素は体内の細胞を酸化させることで老化を速める
→ストレスの多い生活も体内で活性酸素が発生しやすい
活性酸素が多すぎると、体内で過酸化脂質がつくられる
→過酸化脂質は皮膚のバリア機能を損ねたり、アレルゲンに作用することで症状を悪化させる
→コラーゲン、亜鉛、マグネシウム,セレン,ビタミンB群、ベータカロチン等は粘膜強化に効果が
→★マグネシウムが不足するとアレルゲンによるヒスタミン放出量が増える
2.ポリフェノールなどの成分は、活性酸素を抑える抗酸化作用に優れている
→ポリフェノールは体内の免疫力アップにも効果的といわれ、アレルギー緩和には欠かせない
3.ビタミンEや★ビタミンCも抗酸化作用が高い
→アレルギーのもとになるヒスタミンを抑えたり、腸内環境を整備して免疫力を高めるため
アレルギー緩和効果が期待できる
→ビタミンCを1日1000mg、3日間投与した患者の血中ヒスタミン濃度が大幅に減少したとの報告が
→花粉症の患者に1日2000mgのビタミンCを投与するとアレルギー症状を緩和するという報告も
4.霊芝には免疫を調整する作用があり、
有効成分のガノデリックアシドがIgE抗体の過剰な放出を抑制しヒスタミンの放出を抑える
5.ミントティー、ペパーミントに含まれるポリフェノールの一種
「ルテオリン-7-O-ルチノサイド」に花粉症の症状を緩和させる働きがある
6.★ケルセチンは、花粉症の原因であるヒスタミンの分泌を抑えることで症状を改善
さらに炎症抑制効果がある
7.ケールの青汁、バラ,甜茶抽出物,赤シソなどのハーブ、シソの葉エキスなども効果がある
→クエン酸には吸収力を高める効果がありますので、一緒にとると効果が出やすい
8.花粉症は、免疫細胞「Th1細胞」と「Th2細胞」の2種類のバランスが崩れることで起こる
→実際、花粉症の人は「Th1細胞」より「Th2細胞」が多くなっている
乳酸菌はこの免疫細胞のバランスにはたらきかけることや腸内環境を整えるはたらきもある
→善玉菌の多い腸内環境を整えることが大切
②油(脂肪酸)について
必須脂肪酸からできる脂質の代謝産物は炎症を促進する方向に働く
必須脂肪酸はリノール酸→γ-リノレン酸→アラキドン酸→プロスタグランジン類
(又はアラキドン酸→ロイコトリエン類)と変化する
プロスタグランジン類とロイコトリエン類は炎症を引き起こすので、
花粉症からみるとリノール酸を多く含む植物性油は良くない
α-リノレン酸は→イコサペンタエン酸(EPA)→ドコサヘキサエン酸(DHA)と変化するが、
DHAには体質を改善させてアレルギーを防ぐ免疫調整作用がある
DHAはアラキドン酸からプロスタグランジン類の生成を抑えると同時に、
アラキドン酸からロイコトリエン類の産生も抑える
EPAはアトピー性皮膚炎のかゆみや発疹を改善する効果がある
→したがってDHAを多く含む魚の油は花粉症を改善すると考えられる
以上。
★は花粉症の時期に私が意識して増やしているサプリです。
ここには出てきていませんが、以前の記事を読み返していてイラクサ(ネトル)のサプリも気になってきました。
花粉の季節が来てからではiherbの関連サプリが売り切れてしまっていることが多いので、ケルセチンなどの準備はお早めに...
いとう耳鼻咽喉科さんのページより抜粋
(〜といわれている、の部分の多くは省略しています)
花粉症に効くサプリメントについて 2015年1月29日
①花粉症に効くサプリメントにはどのようなものがある?
・免疫機能を正常化するサプリメント
・ヒスタミン、ロイコトリエンの働きを和らげるサプリメント
・鼻や目の粘膜部分を強化して花粉に対する防御機能を高めるサプリメント
1.アレルギー症状が出る時には、同時に体内で活性酸素が過剰発生する
→過剰な活性酸素は体内の細胞を酸化させることで老化を速める
→ストレスの多い生活も体内で活性酸素が発生しやすい
活性酸素が多すぎると、体内で過酸化脂質がつくられる
→過酸化脂質は皮膚のバリア機能を損ねたり、アレルゲンに作用することで症状を悪化させる
→コラーゲン、亜鉛、マグネシウム,セレン,ビタミンB群、ベータカロチン等は粘膜強化に効果が
→★マグネシウムが不足するとアレルゲンによるヒスタミン放出量が増える
2.ポリフェノールなどの成分は、活性酸素を抑える抗酸化作用に優れている
→ポリフェノールは体内の免疫力アップにも効果的といわれ、アレルギー緩和には欠かせない
3.ビタミンEや★ビタミンCも抗酸化作用が高い
→アレルギーのもとになるヒスタミンを抑えたり、腸内環境を整備して免疫力を高めるため
アレルギー緩和効果が期待できる
→ビタミンCを1日1000mg、3日間投与した患者の血中ヒスタミン濃度が大幅に減少したとの報告が
→花粉症の患者に1日2000mgのビタミンCを投与するとアレルギー症状を緩和するという報告も
4.霊芝には免疫を調整する作用があり、
有効成分のガノデリックアシドがIgE抗体の過剰な放出を抑制しヒスタミンの放出を抑える
5.ミントティー、ペパーミントに含まれるポリフェノールの一種
「ルテオリン-7-O-ルチノサイド」に花粉症の症状を緩和させる働きがある
6.★ケルセチンは、花粉症の原因であるヒスタミンの分泌を抑えることで症状を改善
さらに炎症抑制効果がある
7.ケールの青汁、バラ,甜茶抽出物,赤シソなどのハーブ、シソの葉エキスなども効果がある
→クエン酸には吸収力を高める効果がありますので、一緒にとると効果が出やすい
8.花粉症は、免疫細胞「Th1細胞」と「Th2細胞」の2種類のバランスが崩れることで起こる
→実際、花粉症の人は「Th1細胞」より「Th2細胞」が多くなっている
乳酸菌はこの免疫細胞のバランスにはたらきかけることや腸内環境を整えるはたらきもある
→善玉菌の多い腸内環境を整えることが大切
②油(脂肪酸)について
必須脂肪酸からできる脂質の代謝産物は炎症を促進する方向に働く
必須脂肪酸はリノール酸→γ-リノレン酸→アラキドン酸→プロスタグランジン類
(又はアラキドン酸→ロイコトリエン類)と変化する
プロスタグランジン類とロイコトリエン類は炎症を引き起こすので、
花粉症からみるとリノール酸を多く含む植物性油は良くない
α-リノレン酸は→イコサペンタエン酸(EPA)→ドコサヘキサエン酸(DHA)と変化するが、
DHAには体質を改善させてアレルギーを防ぐ免疫調整作用がある
DHAはアラキドン酸からプロスタグランジン類の生成を抑えると同時に、
アラキドン酸からロイコトリエン類の産生も抑える
EPAはアトピー性皮膚炎のかゆみや発疹を改善する効果がある
→したがってDHAを多く含む魚の油は花粉症を改善すると考えられる
以上。
★は花粉症の時期に私が意識して増やしているサプリです。
ここには出てきていませんが、以前の記事を読み返していてイラクサ(ネトル)のサプリも気になってきました。
花粉の季節が来てからではiherbの関連サプリが売り切れてしまっていることが多いので、ケルセチンなどの準備はお早めに...